な・に・ぬ / [2017/04/09] なぜアウェイに出店するのか？

津山線で津山へ
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路線バスでスポーツセンターに到着
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出店準備完了！
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１店舗地元のお店が出店
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なかなかの美味！
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サンライズ号は途中の踏切点検で遅延が生じ、岡山に到着したのは定刻より50分近く遅れの７時15分頃。
乗る予定だった津山線はすでに発車してしまっていたため、ここで朝食をとることにした。

予定より２本遅い、８：07発の津山線各駅停車で津山へ向かう。
車内は意外に混雑している。
後でわかったのだが、この日津山ではさくらまつりが行われ、しかも、桜が至るところで満開となっており、そのお客さんで市内も、津山に向かう交通路も混雑しているのだそうだ。

１時間30分ほどで津山に到着。
ここから路線バスに乗り換えて、試合会場に向かう。
20分ちょっとでスポーツセンター停留所に到着（280円也）
そこからは総合運動公園内を下り、５分ほど歩いて、ようやくシア会場の津山陸上競技場に到着した。

会場に到着すると角田さんとさっそく出店準備。
開門時間は11：30。
吉備国大サポーターに加え、結構な数のオルカサポーターがやってきてくれた。
本当に毎試合、ありがたく、うれしいこと。
選手たちの力に必ずなっている。

対する吉備国大は昨シーズンチャレンジリーグとの入れ替え戦に臨み、大和シルフィードに２勝して残留を決め、今シーズンは勝ち点１と苦しんでいるが、しかし、開幕戦の湯郷ベル戦を見る限り、しっかりしたサッカーを展開しているし、結局勝負は紙一重。決して侮ってはならないチームである。
しかも、もともとなでしこリーグ１部を経験しているチームでもあり、底力はあるし、試合運営も丁寧で堅実な印象を受けた。オルカも学ぶべきところが多い。

さて、試合であるが、立ち上がりから吉備国大の俊足ＦＷを活かした、速いテンポでゴールを目指す攻めにオルカも苦しむが、前半10分ＣＫから23番平野選手が今季待望の初得点をヘッドであげ、その後、前半27分にも平野選手が２点目を決め、リードを広げた。
しかし、全般的には吉備国大の攻めにオルカのディフェンスラインが落ち着かない印象で、後半終盤、かなり押し込まれたシーンも多かった。
それでも、無失点で終え、オルカが２－０で勝利。
開幕から無傷の３連勝を飾り、勝ち点で並ぶＦ日体大に次ぐ２位をキープした。

今日の観客数は305人。
岡山の地でオルカのグッズが果たしてどれだけ売れるか、未知数ではあったが、オルカのサポーターだけでなく、吉備国大のサポーターも購入くださり、なかなかの売上であった。

吉備国大のスタッフからはオルカさんは毎試合出店されているのですか、と驚きの表情で質問され、会場都合で出店できない場合を除いては基本的に全て出店します、とお話しした。

アウェイ出店についてはそれなりの経費もかかるけど、しかし、基本的には交通費も経費節減して、遠い場合は１人で行くなどの工夫はしている。
なにより、なぜアウェイに出店するのか。
それは、決してオルカのＰＲのためだけではない。
私は常々、リーグを盛り上げるには各クラブがもっともっと努力をしていかなければならない。お互いに盛り上げ合わなければならない、と思っている。
アウェイ出店もその一つである。
ホームチームにとっては相手チームが出店し、気持ち的にはわからないけど、しかし、お店が１つでも増えることで、その試合会場を盛り上げらればと思うし、お互いに良い意味で刺激し合いたいという思いがある。

今シーズン、なでしこリーグはリーグとして、具体的に言えば観客数において厳しいシーズンになるという見方がある。
実際に第３節を終えた時点で、昨シーズンの観客数を大幅に下回っている。
オルカもホーム開幕戦、1,000人の大台を割り込んでしまった。

とにかく創意工夫、努力を本気でしていかなければ未来はない。
サッカーだけやればいいなら、なでしこリーグはいらない。
サッカーだけでない、なにかがあるから、なでしこリーグは組織され、ミッションを負っていると私は信じている。

さて、チーム本隊と分かれ、桜満開の津山を後にし、私は岡山へ再び戻る。
帰りのサンライズ号まで時間があったので、駅近くにあるサウナで汗を洗い流し、ビジネスルームで一仕事。
駅前のうどんが食べられる居酒屋にて一杯やった後、サンライズ号に乗り込んで、東京へ。

明日は千葉縣護國神社春季大祭の典儀奉仕。
列車が遅れないことを祈ろう。

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